私の祖母は酪農家です。
くねくねと山道を10分程車で登っていくと祖母の家に着きます。
普段触れることのない緑に囲まれた空間で我が家にも過ごしてもらいたいと思い、半年に1回程数時間かけて祖母の家へプチ旅行へ行きます。
夏には野菜の収穫(那須、きゅうり、スイカ)を行います。
子供は土遊びが大好きですから軍手をしてスコップやはさみを持った瞬間から大はしゃぎです。
収穫時は夢中になり無言でひたすら収穫しています。
途中、土の中から虫が出てきたー!と叫びます。
収穫したスイカはそのまま池へポチャーンとつけて、冷えた頃にスイカ割りをします。
これは大人も子供も関係なく盛り上がります。
この時の子供の笑顔はキラキラです。
そして畑へ種を飛ばすんです。
飼っている牛の乳搾りも体験させました。
はじめは怖がりますが、お手本を見せるとやりたい!やりたい!と率先してやりたがります。
そのまま搾りたての牛乳を飲むんですが、子供の感想は(ぬるっ!)でした。
そしてこれはとっても貴重な体験なのですが、牛の出産にも立ち合う機会がありました。
私も幼い時体験したので我が子にもさせそうと決めました。
まず産道から出てきたのは仔牛のヒヅメで、その時点で子供は目を覆っていました。怖がるとやめようと思っていたのですが、泣きもせず無言で私の左足に抱きついていました。
それから鎖を仔牛の足に巻きつけて大人数人かがりで全体重を使って引っ張るのですが、人間も動物も出産は命がけだと改めて実感します。
無事仔牛が生まれると(よかったね〜小さいね〜おっぱい飲むの?)と言っていました。
自然の中で学べることをこれからもたくさん経験させていきたいと感じました。
コメント